体は痩せたいが財布は太らせたい。

節約とダイエットのお話

【お引越しの流れ⑥】ようやく前準備が終わる?【三十路】

10月10日

 

予約した引っ越し業者の見積もりの日だ。

CMでも有名な業者に決まったのだが、家の近くにある店舗には駆け込まず、不動産の紹介パンフレットから業者に連絡した。

そうすると引っ越し代金が20パーセント OFFになるし、ダンボール回収代金も無料になる!

しかも見積もりの時間を早朝(8時~8時半)にしたのでもっと割引に。

別に早朝から用事がないので問題ない。

平日と同じ時間に起きればいいからね。眠いけどね。

 

☆見積もりをしてもらうにあたってとても大事なこと☆

それは、前もって運んでもらう家具をメモしておくこと。紙に。

 

タンスがいくつ、ベッドがいくつ、と見積もりしてくれる人がチェックしていくことになるため、前もって運んでもらいたい大きな家具をリストアップしておくと、それを見ながらサクサクと進めることができる。

時間を短縮できる!win-win

 

それからエアコンの取り付け取り外し・洗濯機の取り付け取り外し・ダンボールはどのくらい必要だとかを話して、見積書を出してもらった。

引越しの時期や状況によるが、業者の都合で早朝の引っ越しとなりそうで、これまた早朝割がついた。

 

結局引っ越しにかかる料金は132,770円 から 105,600円に値引きされて、契約成立。

27,170円も割引になった!

早起きは何文か得。文がいくらかは知らないけども。

さらにさらに銀行振り込みにするとナナコ or ポンタ or 楽天 のポイントがもらえるというので、週明けに早速振り込みに行った。

 

 

10月11日

この日は電話の日だった。

ガス・水道・電気を片付ける日だ。

それぞれ、” 今のマンションの分の停止 ” と ” 次のマンションの分の開設 ” を申し込まなければならない。

 

ありがたいことに水道と電気の会社に関しては、引っ越し先も同じところだった。

なのでそれぞれ1本の電話で停止と開始の手続きができた。

電気会社に関しては、次のマンションのガス会社と繋がりがあるようで、ガスの開設までお願いすることができた。

 

ちなみに電気会社はNHKとも ” つうつう ” で引っ越す旨を伝えてくれるそうだ。

現在はNHKの料金支払いが義務となっているが、そうでなかった時にも連携があったと思うと「NHKからは逃げられないのだな」と恐怖を覚えた。

突然NHKの営業に押しかけられた身にとっては(実体験)絶望物である。

 

さて残るは今のマンションのガスの停止のみとなったが、どうやら土日はお休みのようで、

「せっかくお電話いただきましたが…」という音声アナウンスを聞いた時に脱力してしまった。

 

その日の午後はまだ残っていた窓のガムテープ跡の始末で終わった。

スプレータイプのシールはがし(ナフコで買った)が結構いい感じだったが、オレンジ臭がキツイ。

換気必須だが、隣のタバコがきつくて八方塞がり。

早く引っ越ししてしまいたい。

 

 

10月12日

ガスの停止のために電話をした。

ネット関係の電話をかけまくっていた時期で長時間待つのに慣れてしまったので、このガス会社のスピードにびっくりしてしまった。

県外の会社だから混雑してなかったのかもしれない。

 

電話口の女性がすごく柔らかい口調でゆっくり丁寧にお話されるので、こちらもとても話しやすく、ネットのアレコレですさんだ心がかなり落ち着いた。

 

あとはずっとネットと固定電話のことを調べながら仕事をしていた。

 

あいかわらず左足親指の治療は続けている。

労災でお金がかからないということで整骨院に行き放題である。

労災がおりるのは包帯とお世話代だけなので、別に腰を揉んでもらったりしているわけじゃないのだが。

もうすぐ固定も外れるだろう。大きなサンダルでズルズル歩くのは終わりにしたい。

 

 

続く

 

【お引越しの流れ⑤】ネット回線のアレコレ【三十路】

引っ越し先は auひかり未対応の件

先日電話お問合せで

au回線がないから固定電話の番号が変わってしまう。変わりたくないなら auひかりを解約して、NTTのアナログ回線状態で引っ越してから再度 auと契約だ」

と言われたことに疑問を持ったため、家の近くにある auショップに行ってきた。

 

auで回線を契約するときに8個くらいの選択肢(プロバイダー)があるが、ショップでは「J:comしかない」と言われた。

J:comと言えばケーブルテレビだ。

県外から福岡県に引っ越してきた当初はJ:comだったのではなかろうか。

子供のころカートゥーンネットワークやアニマックスに散々お世話になった。

 

しかし「しかない」とはどれだけヤバい物件なんだ?

光ファイバーは通っていると物件情報に書いているが…

auの力とはそんなものなのか?

 

結果から言うとオンラインゲームをするから J:comはナシ。

回線がめちゃくちゃ弱いらしい。

夜の回線が混む時間帯は「諦めて寝ろ」状態だそうだ。

ばかやろう。

こちとら auひかりのパネェネット環境(すぐ隣を電車が走っていることで-5兆点)で生きてきたんだ!

今更そんなの無理。

次!

 

不動産提携のライフラインサポート

そもそも、まず件のマンションで何の回線なら使えるのか。

不動産の人に聞いてみようってことで電話をすると、提携しているライフラインサポートの方につないでくれた。

不動産はネットのことは把握してないみたい。

 

ただ、”ライフライン”と名前がついているので察せるが

「水道・電気・ガス・ウォーターサーバーの営業をゴリゴリにしてくるので、そこは上手く回避してください」と不動産スタッフに言われた。

確かに流れるように畳みかけられて、危うくその方にお任せしてしまうところだった。

ちゃんと「水道とかそういうのは家族と相談したいので待ってください。今回はネットの事についてお聞きしたかったんです」とお断りした。

子供のフリではないが「わからないからちょっと待って!」ができないとすぐに損をする世の中じゃポイズン。

 

ただ、このライフラインサポートの方が言うにはソフトバンク光やBIGLOBE光も選択肢に入れて良いらしい。

auスマホだからと auのショップに行ったが、スマートバリューの恩恵がほとんどない現状(母の毎月500円割引くらい)正直乗り換えてもいい。

もちろんネットと固定電話のみだが。

スマホは買ったばかりだ。あと2年は勘弁してくれ。

 

調べるとソフバン光はきちんと下り1ギガ(オンラインゲームする人が一番気にしなきゃいけない数字)でるということになっている。

ルーターをレンタルしなきゃいけないにしても、今までとほとんど値段は変わらない。

こりゃソフバンだな。

BIGLOBEは中身はソフバンと同じだが値段が高い。

 

スマホの恩恵は受けられないが、auの方の解約料は補充してもらえるようなのでほぼ確定やもしれない。

 

J:comに電話が繋がらない

auのショップで「J:comしかない」と言われたときに「訪問説明になる」ということで、日曜日に来てもらう手続きまでスルスルと進んでいた。

後になってソフバンがいいじゃん!と気づいたものだから、訪問説明をキャンセルしたい。

土日はとにかく掃除にあてたいからだ。

 

しかしとにかく電話が繋がらない。

朝9時から夕方6時までの電話対応らしいから会社にいる間に電話をすることになる。

長々とかけてはいられないのに困ったものだ。

LINEで質問できるらしいのでやってみたところ、案の定、個人情報の事になるので電話にしてくれと返事されてしまった。

繋がらないからこっちに送ったんやが?

 

「繋がりにくいけど待ってればきっと繋がるから!」って。

ハウルの動く城 ”ばりに「未来で待ってる!!」みたいに言うから頑張って電話かけるしかない。

 

 ※追記:体感30分くらいだろうか、実際は10分くらい待って保留BGMとアナウンス音声に励まされながらもなんとかオペレーターと繋がった。

それからはトントンと話が進み、必要のない訪問はキャンセルできた。よかった。

 

NTTに電話が繋がらない

固定電話の変更があるかどうかの確認はどうあってもしなければいけないようなので「116」に電話をした。

NTT西日本だろうが東日本だろうが 116 なのだそうだが、携帯・スマホからはちょこっと番号が違うようなので、それぞれ [ NTT 〇日本 116 ] と検索をして確認してほしい。

ちなみに西日本は0800-2000116だった。

 

ただ、なかなか繋がらないことが前提。

電話嫌いが勇気を出してかけた電話が繋がらないという状態は普通以上にストレスである。

面倒は回避したい。

なので公式ホームページのお問い合わせフォームでお問合わせ中である。

 J:comと同じように「電話で頼む」と言われないことを祈るばかりである。

 

 ーーーーー

 問い合わせ結果、「あなたのところの電話番号契約してないみたいなんだけど、他の通信事業者と契約してない?」と返事があった。

 

あっ KDDI かぁ。

 

自分ってホント馬鹿。

auひかり使ってるんだから電話回線も auKDDI) と契約してることになってるわなぁ。

だからまず KDDI の電話回線を解約しなきゃいけないんだね。

ってことは最初からソフバンの人か、先日のライフラインサポートの人に相談した方が解約料とか引いてくれるのでは。

…あぁめんどくさいなぁ。

 

 

続く

【お引越しの流れ④】新住所になるまでのアレコレ【三十路】

10月2日

不動産からの電話はなかった。

入居日の伝言は担当の人に伝わったのだろうか。

すぐすぐ事が済むわけではないので気長に待つしかあるまい。

 

この日のメインは仕事後の整骨院だった。

1万3千円支払った1か月分の治療費は、患部に当てる超音波のみの代金だった。

その日毎、毎回580円を払わなくてはならなかった。

週に2回で1160円。

ヤバい。

 

当たり前と言えば当たり前なので ”包帯代+お世話代” だと思って通うしかない。

大金を支払った分、引っ越しに間に合うよう超音波で回復を早めるのが先決か。

 

夜、母が ”やることリスト” を持ってきた。

  • 水道
  • ガス
  • TEL
  • 郵便局
  • 銀行
  • 警察
  • カード会社

なるほど面倒くさい。

 

ここで、ふと思い出した。

予約中の荷物がある。

Amazon楽天ではないが、発売と発送を楽しみにしている商品が2つある。

ひとつは応募者全員に無料送付のミニフィギュア。

もうひとつは予約瞬殺もののぬいぐるみ。

予約中の住所変更は可能なのかどうか。

 

郵便局が配達するものなら、郵便局に移転届を出していれば1年間は旧住所の宛先が書かれていても、新住所の方に送ってくれるが、郵便局とは限らない。

 

調べたところ、どちらもお問合せフォームがあった。

「引っ越しするんだけど今から会員情報書き換えても発送に反映できる?」という旨の内容を丁寧に書いて送信した。

返事待ちである。

 

 

10月3日

朝から窓を磨くことになった。

超大型だと言われた台風10号の際に窓に張り付けたガムテープの後処理が残っていたのだ。

あの時は台風の準備でありとあらゆる店から布テープと養生テープが消えた。

家にあった布のガムテープも残りわずかで、仕方なくクラフト用の紙製のガムテープを張った。

そして台風が過ぎてから剥がしてみると、見事に紙製ガムテープだけが窓にこびりついたままだった。

 

毎朝少しずつ地道に剥がしていたのだが、引っ越しが迫っているので悠長にしている場合ではなくなった。

このままでは窓ガラスの清掃代、最悪、張替え代を請求されかねない。

 

用意したのは

  • 油汚れ用マジックリン(緑のパッケージの泡スプレー)
  • 捨てる予定の古いタオル
  • 100円均一の除光液
  • 激落ちくん(白い消しゴムみたいな高密度スポンジ)

水で濡らしたタオルでガムテ部分をふやかしたりこすったり。

マジックリン吹き付けてタオルとか激落ちくんでこすったり。

透明な接着面だけになったら激落ちくんに除光液をつけてこすったり。

 

除光液はとても強力である。

いわゆる "シンナー" なので絶対に換気が必要。

あの匂いは意外とすぐに慣れてきてしまう。

母が平気で毎朝マニキュアを塗るのは、鼻がおバカになってしまっているからだと思っている。

激落ちくんも除光液を付けて窓に抑えつけるとどんどん溶けて行っているのではないだろうか。

auの店舗に行く15時までずっと作業をしていたが最後の方には2人して「指がガサガサになった」と言い合った。

 

 

 

続く

【お引越しの流れ③】初めて自分が世帯主になる【三十路】

さてさて新たに引っ越す先では自分が世帯主になるわけだが、自分が勤めている会社には住宅手当というものがある。

その昔、バブリーな時代、弊社には社員寮があったらしい。

今はない。

寮に住んでいない社員は、もちろん家賃を払ってどこかに住んでいるわけなので、その補助の役割なのだと自分は認識している。

 

今、自分はその住宅手当を5000円貰っている。

”実家暮らしである”ということで5000円。

自分は家賃を払わなくてもいいという状況から、世帯主になることで自分がメインで家賃を払う身分になるわけだ。

(実際には母と折半するのだが)

果たして住宅手当は増えるのだろうか。

 

就業規約を確かめてみた

たった17ページしかない就業規約のなかに住宅手当の項目があった。

住宅手当は、月額5000円~15000円の範囲で支給する。

金額は、従業員の勤続年数、家族構成、勤務成績等を考慮し支給額を決定する。 

 と書いてあった。

 

弊社の就業規約は全くと言っていいほどあてにならない。

住宅以外にもいろんな手当金が書いてあるのだが、ほとんどが廃止されて久しい。

すべてバブリー感覚が抜けていないの時代のものだ。

 

昇給も毎年1回あるように書かれているが、去年1万円だけ上がったきり。6年働いてその1度きりだ。

賞与(ボーナス)も数年に1度ひと月分の給料くらいの額が支給される。ほぼ気まぐれのようなものだ。

 

そんな弊社が一人暮らしではない引っ越しで世帯主になったくらいで住宅手当を上げてくれるのか疑問である。

 

9月30日

昼休み中に電話が不動産から掛かってきた。

無事に審査がおりたようだ。

今の時代に三十路でこの盛りに盛った金額を稼いでいるやつなんかそうそういないぞ!というくらいの年収を契約書書いておいて審査がおりないわけがない。

 

そしてこの日中に手付金を現金で渡しに行くことになった。

家賃1か月分である。

これは初期費用の内に入っている分だ。

”手付金は現金で”というのが謎である。

令和のこの時代にクレカが使えない部分があるのはとても不思議である。

 

入居日を正式に決めて、ついでにその件も伝えようと思ったが、さすがに母と相談して決める事なのでとりあえずその日は手付金を渡すだけにした。

 

これは余談だが、18時30分頃と不動産に約束をしたので定時にさっさと会社を出て自転車で向かう途中、段差とも言えない段差でタイヤをすべらせ左足の親指の骨にヒビが入ってしまった。

当日と翌日の治療やレントゲン代は労災がおりるようだが、そのあと1ヶ月は続く治療に関しては自費だと言われた。

1ヶ月で1万3千円を先払いで。

引っ越しを前に長引くのは困るので思い切って支払った。

毎日レベルで行ってやろうと思う。

 

10月1日

朝からペインクリニックというところに行った。

会社に連絡をし、労災の事を伝え、レントゲンを撮ってここでヒビが入っていることが判明。

痛み止めをもらったが、ロキソプロフェンNa錠は自分のような喘息持ちは喘息が悪化する恐れがあるので使えない。

薬も労災がおりるとはいえ無駄金だ。

問診表に”喘息あり”と書いたのに読んでいないのだろう。

 

そして怪我してすぐに駆け込んだ整骨院にも行った。これから1ヶ月お世話になる整骨院である。

「7:3で骨折ではない!」と怪我当日に言っていたがヒビは骨折と同意なので「ごめんねぇ」と言われた。

明らかに折れている見た目でない限り誰にも分ろうはずがないので別に謝らなくてもいいです。

 

怪我の事はさて置き、不動産に入居日の件で電話した。

11月の頭にしようと母と決めた。

担当の方はお休みだったが伝言を残してもらうことになった。

近いうちに連絡が来るだろう。

 

入居日が確定したことで引っ越し業者に見積もりをしてもらう日を近々決めないといけないことが分かった。

来週の土曜に近くの業者に頼むことにした。

見積もりの前に少し掃除をしなければならない。

この間ゲーセンで勢いで取ってしまった50センチくらいのレプリカ”ロトの剣”を誰か貰って、いや買ってくれないだろうか。

ドラクエやったことないのに取れてしまったのだ。不本意なのだ。

 

 

ネット回線の話だ。

自分も母も auのスマートホンを使っていて、auひかりで固定電話も契約している。

プロバイダーは au one net

すっかり忘れていたが、引っ越し先のマンションにはauひかりの回線があるのかどうか。

auスマホを使っている人がauひかりを契約している場合”スマートバリュー”というシステムで毎月500円くらい割り引かれている。

自分は毎月1ギガ未満しか使っていないので割引対象外だが母はスマートバリューの恩恵を受けているだろう。

 

なんということだ。調べてみると件のマンションはauひかりに対応していないことが分かった。

auひかりの引っ越し手続き

↑で確かめてもらったのだが未対応だという。

「固定電話の番号が変わってもいいなら手続きできる」

「電話番号が変えられないなら、一度NTTのアナログ回線にして、引っ越してからまたauで契約を」

と言われた。

クソクソめんどくさい。

昔から使ってきた電話番号だ。

そうそう変えられるわけがない。

自分個人的には固定電話なんかいらないし使わないのだが、母が頑なに固定電話にこだわる。

「信用が違う」という。

 

いまさらなんの信用だ。

固定電話で得られる信用とはなんだ。会社じゃないんだぞ。

この電話にかかってくるのは勧誘か政治のアレソレだけだ。

幾度も言ってきたが無駄だった。

 

土曜日にauの店舗に行くことにした。

店舗で答え(手続き方法)が変わるか微妙なところだが、来店予約をとった。

どうにも電話では「一度auを解約して~」の件がうさん臭く聞こえてしまう。

母が言うには「NTTの罠ちゃうか」とのこと。

こういうところが世間の完全リモート化できないところではあるが、確かに不安である。

モヤモヤと考えながら、足の痛みに耐える日だった。

 

 

続く

【お引越しの流れ②】初めて自分が世帯主になる【三十路】

9月28日(月)

平日、いつも通りに会社で仕事をしていると、不動産会社から電話が掛かってきた。

「フローリングの件、ダメでした」

和室2部屋の内、1部屋をフローリングにしてほしい、そしたら入居する。

という話で進めていった契約。

大家さんに交渉するという技があるのか! と期待していたが、残念だ。

 

当たり前だがフローリングにしなくても入居希望者は出て来る。

駅からそこそこ近いし、昼間に内見した時は休日だったが静かだった。

自分たちがここだ!と思ったのだから他の人も目を付けるだろう。

すぐに母親に LINE でフローリングの件を伝えた。

GOサインが帰ってきた。和室でも構わないから引っ越すのだ。

こういうのは勢いが大事。

大体の行動は勢いが大事。

 

二人暮らし3DKの初期費用

6年住んだ部屋に引っ越して、就職し、実家という状況に最大限に甘えて爆速で大学の奨学金を返した後「次に引っ越すために」と少しずつ貯金をしていた。

とりあえず50万円。

一人暮らしの引っ越しとしてよく出て来る金額である。

今回は母親と一緒に引っ越すので一人暮らしよりはお金がかかる。

 

初期費用として約32万円。

これが契約書を書いている段階(27日)での金額である。

これを逆算すると大体の家賃がバレるが、まぁいい。

あとは引っ越し業者と…?退去時の掃除費と…?

電気・水道・ガスの払い残しがないように…?

足りないぞぉ?^^

 

流石にワンルームでいい一人暮らしと3DKではまったく違ったようだ…

一人暮らしだともう少し、いやかなり家賃が変わってくる。

車がなければ駐車場代も、駐車場につけるプレート代もいらないかもしれない。

荷物も一人分だから引っ越し業者の見積もりも単身パックでいけるだろう。

 

契約書を自分が世帯主であると書いた。

これは27日の話である。

契約したのは”私”であるということだ。

税込み年収を書いた訳だが、前記事にも書いたように自分は薄給である。

ボーナスもない。

正直、今流行りのウーバーイーツで自転車を飛ばしている方が稼げる。

聞いた話によると真面目にやれば日給1万はいけるらしい。

ウーバー配達員の方が中小企業で正社員やっているより、良い暮らしができる。

 

「契約者、お母様の方が良いのでは?」

不動産のスタッフにそう言われた。

給料の金額としては同じくらいだ。

しかし母は公的な場所で働いていて(公務員ではない)団体の名前として安心感が段違いなのだ。

 確かに契約書に書いた文字としては勤め先名・住所・電話番号くらいだ。

正社員だとしても名もなき企業に勤める自分と、役場に勤めている母では、審査する管理会社としては見え方が違う。

何十社と落ちる中でやっと就職した会社の給料では家を借りるのが難しいという事実が悔しかった。

 

結局盛りに盛った年収を書き込んだ。

それをすることで自分が契約者として通るならいいか、と諦めるしかない。

金額は自分だろうが母だろうがほとんど変わらないのだから。

 

 

9月29日(火)

仕事中に電話が掛かってきた。

保証会社からのようだ。

確認とお礼の電話らしい。

「はぁ、はい。お願いします。はい」

くらいしか言えなかったが、母に聞くと、保証会社から電話が掛かってくるのは珍しい、とのこと。

確かに、つらつらとマンション契約の内容を読み上げられたりするわけでもない。

”きちんと電話が通じるかのテスト”みたいな雰囲気を感じた。

 

まだ契約書の審査が終わったわけではない。

つまりまだマンションを借りれるかどうかわからない段階だ。

保証会社から電話がかかってくるようなタイミングではないはずなのだが。

裏ではもう審査が通っているのだろうか。

不思議だ。

 

 

続く

【お引越しの流れ①】初めて自分が世帯主になる【三十路】

2ⅬⅮKで母親と二人暮らしをしていた。

6年ほど前だろうか。

もともと自分と弟、そして父と母の4人で3LDKのマンションに住んでいたのだが、突然父の県外転勤が決まり、自分と母が福岡に残ることとなった。

そして引っ越したのが現在住んでいる2LDKのマンションである。

 

それからさらに引っ越すこととなり、今契約を進めている段階だ。

 

なぜ引っ越すことになったのか。

今住んでいる2LDKの物件は家賃が安い。

ありがたいことに物件を紹介してくれた不動産屋に小学・中学時代の友人が勤めていたのだ。

きっといろいろ必要のない費用は引いてくれている。

当時、自分はハローワークの就職支援で行っていたプログラミング学校を卒業したばかりで求職中。

お金はない。

とりあえず母親と二人で住める最低限の部屋を借りた。

 

住めば都で6年いたが、だんだんと事情が変わってきた。

住んでいるマンションに変な人たちが住み始めたのだ。

その人たちは日本人ではないのだが、そこが問題なのではない。

「この人たちは何か危ないことをしているのではないか」

と思わせることがあるのだ。

 

ナンバーのない(プレートはあるが真っ白)車が駐車場の駐車スペースではない所に停まっているのである。

任侠映画で見るような真っ黒で大きな車だ。

一度、件の彼らがその車を運転しているのを見た。

マンションの駐車場で、ものすごいスピードを出していた。

外国の方が日本で運転する場合(その逆も)国際免許が必要だと思うのだが、教習だけでは不安なのは日本人が日本で初めて運転するのとかわらないだろう。

ゆえに駐車の練習をしていたのではないかと思う。

 

しかしナンバーのない車をどこで手に入れてきたのか。

ナンバーのない状態で公道を走ってきたのか。

駐車スペースではない所に停めるということは正規に登録していないということか。

 

もちろんこのことだけであれば管理会社や警察に言えばいい。

引っ越したかった理由はそれだけではないのだ。

 

 

鼠返しがない。

台所の配管に鼠返しがない。

鼠返しというのは逆流を防ぐものだが、それがないため風が強い日などは排水管の匂いが逆流してくるのだ。

得も言われぬ匂いだ。タマネギ?にんにく?とにかくものすごい匂いだ。

 

押入れが一つしかない。

ストーブ・扇風機・お布団。

おしまい。

 

隣人がヘビースモーカー。

窓を開けることができない。

洗濯物が干せない。

完全に施錠していても強烈に匂いがすることがある。

きっとどこかに隙間があるのだろう。

共有の廊下もひどい匂いがする。

なにより自分は湿布が使えないレベルの喘息持ちである。

死しかない。

 

和室2間が連結している。

真ん中を襖で仕切っている間取りのため、夜中にパソコンをつけると光が漏れて睡眠の邪魔になる。

動画投稿を趣味でしているが、その作業がやりにくくて困る。

 

引っ越し先が決まるまでの流れ

あれこれ上げるとキリがないが、とにかくこの度やっと引っ越しの目途がついた。

母親の「3つ部屋がほしい」という希望を叶える形になり、3DKのマンションになった。

DKといえど8.5畳ある。すごく狭いという印象はない。充分だろう。

ただし家賃は+1万円。

前回の引っ越しの後、自分はすぐに就職した。

しかし薄給のため母親と折半することになった。

 

2020年9月21日(月)

不動産の店舗に入った。

こちらの希望をもとにいくつか物件を紹介してもらった。

9月の連休中は管理会社が休みであるため、すぐに現地を見ることはできなかった。

カギを確保しなければ部屋には入れない。当たり前か。

土曜日に予約を取りこの日は解散。

平日の内に他の気になる物件があれば電話してくれと言われた。

名刺をもらった。

 

9月26日(土)

現地を見る日。不動産店舗に行き、スタッフの車で向かう。

2軒の物件を見た。家賃が6千円違う。

安い方は3DK、高い方は3LDK

高い方は確かに収納が多いしリビングの分だけ広い。

しかし風呂が汚いように見える。

正直6千円多く出すほどの差があるようには思えなかった。

この段階で安い方に8割がた心が決まっていた。

 

ネックなのは2つの部屋が和室だということ。

そこをスタッフに言うと「大家さんに交渉してみる」と言われた。

「フローリングにしてくれたら入居する」と交渉するとOKがでることがあるのだとか。

OKが出たとしても全額こちらが負担することになるかもしれないし、半分負担になるかもしれないし、全部大家さんの方でやってくれるかもしれない。

そもそもフローリングは拒否されるかもしれない。

持ち帰って考えてみてください、ということで解散。

 

内見時の持ち物:メジャー

事前に家の冷蔵庫や食器棚の横幅と奥行き、できれば高さも測っておく。

 

9月27日(日)

母親と話し合った結果、安い方の物件に決めた。

もちろん前日に見た2軒だけが空き部屋ではないので他に探してもよかったのだが、大抵こういうのは長引くとグダってくる。

我々親子は即決勝負な性質だ。

さっそく不動産に電話をし、心が8割から9割になった旨を伝えた。

そして今一度、物件を見せてほしいとお願いした。

  • テレビアンテナの位置
  • 電話線の位置
  • コンセントの位置
  • 雨どい(雨どいがあると雨の日ビチャビチャとものすごい音がする)
  • 事件・事故物件ではないかの確認

を忘れていたのだ。

そして案の定、冷蔵庫を置くのだろうと思っていた場所にコンセントがない。

よくよく見れば家の冷蔵庫が置ける高さでもない。棚があって邪魔をしている。

脳内で家具を配置して(いわゆる妄想)何とかなるだろうと判断し、契約を進めることになった。

 

一度店舗に戻り契約書を書く。

最近、度々母親に「そろそろ世代交代を」と言われ続けてきた。

免許は取ったものの、車を運転しようとしない自分に対しての苦言である。

車検代はすでに自分が払うようになっているが、賃貸の契約もぼちぼち交代しようということだろう。

 

自分の名前と住所・税込み年収・勤続年数、会社の名前と住所・電話番号・社員数・資本金・・・

母親の名前、電話番号、仕事先名・・・

保証人は弟に。住所・勤め先の名前・住所・税込み年収・年齢・・・

 

弟の年収なんかこれっぽっちも聞いたことなく、彼もまた転勤したばかりで住所がわからず、仕事中だろうのに電話をかけまくった。

そして保証人には印鑑証明を提出してもらわなければならない

大変かよ。

 

自分たちも住民票が必要である。

引っ越す前、引っ越した後、いろいろなところに出向かなければならない。

一体何枚住民票を用意すればいいのか、今のところ不明である。

 

そして日曜、管理会社が休みだ。

管理会社専用の申請書をもらうことができない。

ということで、契約書に書いた事項で書き写せるものは不動産のスタッフに代筆してもらうことになった。

不動産に就職するととても大変。

あれもこれも任せてしまって申し訳なくなる。

「分からない所があったら携帯の方に電話しますね」

と言われ、解散。

 

電話が嫌いなので、できればかけてこないでほしいが、ここが踏ん張り時だと思ってスマホを睨みつけている次第である。

 

続く。